PASMO

ついにPASMOデビューしました。
駅の改札をさりげなく通り過ぎることができる
魔法のカードを手に入れたということです。

少し語弊があるかな。

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そしてその時はやってきました。

地下鉄の改札に続く階段を降りながら握りしめたPASMO。

切符を適当に買い、降車駅で乗り越し精算していた俺。
さようなら。
過去の自分に別れを告げ、切符の販売機を横目に改札に向かいます。

注意しなければいけないのは、
初めてPASMOを使うことを周りの人に悟られてはいけないということです。

さりげなく。
さりげなく…。

少し挙動不審になりながらついに改札へ

…っ!
どこにカードをかざせばいいのか?
落ち着け。
キョロキョロしたら初めての人だってバレてしまう。

あっ
白地にピンクでPASMOって大きく書いてあるじゃないか。
あとはさりげなくカードで読み取り部にタッチ!

そして今!

輝かしい未来へのゲートがひらかれ…

「キンコーン!」
ドカッ

…。
開いてない!
むしろ閉じている。

「ジョウシャケン ヲ イレテ クダサイ」

違う!聞いてくれ!
俺は悪くない。それなのにこの改札が。

俺は確かにPASMOを読み取り部にタッチして、
読み取り部に…。

あれ?

完璧なまでにタッチしていたのは
PASMOと白地にピンクで書かれてある
注意書きのステッカー!!

その先に「IC」と書かれた読み取り部がありました。

そんな…。

紛れ込んだ初心者をあぶり出すための罠としか考えられない。
こうして人は大人になっていくのか。

SHIGE

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ケーキ

よく飲食店でいきなり照明が暗くなったと思ったら
誕生日のお客さんにケーキを出したりするのってあるじゃないですか。

過去に友人数名と飲食店で食事していていきなり照明が暗くなって
店員数名が歌いながらケーキを持って出てきたので

「だれか誕生日の人がいるのか。
こんな恥ずかしいこと俺だったら絶対嫌だな。」

と思いながら食事していると
歌声がどんどん大きくなってきます。
よく見たらだんだんこっちに近付いてきて
友人達がニヤニヤしています。
「まさか!?」
と思った時すでに遅し、

テーブルの上にケーキを置かれ
俺を囲んでみんな歌いだして
死ぬかと思ったことがあります。

先日、お寿司屋さんで照明が暗くなって
なんだ?停電か?と思ったら
大きなだし巻き卵にローソクを挿して誕生日のお客さんに出しているのを見て
だし巻き卵をケーキ替わりにする発想になるほどと思ってしまいました。

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少しいただきました。
自由な発想はいいですね。
あんな臨死体験はもうこりごりですが…。

シングル「ノスタルジア」の制作は残すところミックスダウンとマスタリングのみとなりました。
演奏はすべて完了です。
前回同様、自分でやるのでまだまだ制作は続きます。

ジャケットデザインも決定したので、
Official WebのDiscographyページもチェックしてみてください。

SHIGE

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トラブル

前回、歌について触れましたが読んでくれた人から
私はこう思うという意見をメッセージでいくつかいただきました。
人によって考え方が違ったりしてとても新鮮で参考になったり考えさせられたりしました。
意見が一方通行じゃないっていいですね!

難しかったけど、ノスタルジアの歌も録り終えました。

感情的に歌うようにしたのですが、感情的に歌えば歌うほど自分は歌のリズムが自由になっていくということを発見しました。
今回はその自由な感じをそのまま残してみたのですが、「やりすぎかな?」って思うようなところも「好きだ」と思えたらそのままOKテイクにしています。

メインボーカルの仕上がりに満足して
意気揚々とコーラスを歌い始めたのですが、
そこで落とし穴に気付きます。

「メインボーカルの人、自由に歌い過ぎ!」

自由なリズムで歌っているので合わせるのが大変です。
自由人と付き合ってしまった女子。
またはわがままな女性と付き合ってしまった男子のような心境でコーラスを歌いました。
一番ひどい箇所では、たった1フレーズに30テイクくらいかかり何かの修行みたいでしたよ。

やっとの思いで録り終えて、
さあ最初から聴いてみようと再生した瞬間。

プツッ

あれ?止まった。

画面をみたら「僕もう無理」みたいなエラーメッセージとともにパソコンがフリーズ。
パソコンの前で俺もフリーズ。

ん?
待てよ。

録音したコーラスまだ保存してないよ!

青春を返せ!

気付いたら叫んでいましたが、
時間をかけてデータを復旧させて何とか元通りにしました。

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歌の波形。
危なかった。
しかし音を視覚的に見ても何も伝わりませんね。

「今はやめて!」っていうときに限ってトラブルは起きます。

SHIGE

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ついに「ノスタルジア」の歌をレコーディングをやり始めました。
この楽曲は難しい歌で、活きるも死ぬも歌次第という感じです。
難しいと言ってもメロディの音域が8オクターブあるとか技術的な話ではないですよ。
あっても歌えないけど。

歌というのは当たり前ですが声が出せれば誰でも歌えるし、上手な人は沢山います。
楽器はギターなどで言うと弦を押さえて任意の音を出すわけですが、奏法や音色によって様々な表現ができます。
歌も同じ考え方をすると声色と歌唱法によって様々な表現をする楽器です。声色というのはもって生まれたものなので変えることができないです。歌唱法は努力次第で変化するものだとは思いますが、限界があります。
そう考えると歌というのは可能性という意味ではあまり広がりのない楽器のように聞こえてしまいますが歌には他の楽器にはない決定的なものがあります。

言葉です。

音楽は音を使って表現するものなので、言葉は音楽ではないと思うのですが歌を歌う時には言葉を使います。
[ 声色 + 歌唱法 + 言葉 = 歌 ]
となる訳です。
なんか変な参考書みたいになってしまいましたが、
言葉はそれ自体で表現や意志の伝達が可能ですから、音楽を加えることによってさらに広がりを持たせることができますよね。

これだけ聞くと歌って凄い。何でもできそうな気になるのですが不思議なことに歌を聴いていると伝わる歌と伝わらない歌があります。
主観の話なので少なくとも自分はそうなのですが、歌詞で見ると言っていることがわかるのに歌で聴くといまいちピンとこない、反対に歌詞で見るとよくわからないけど歌で聴くと感じるものがあったり、もちろん歌詞を読んでもよくわかるし聴いても伝わるという歌もあります。

その要因は何だろうっていつも考えます。
歌を歌う者としては知りたくて知りたくて仕方がないですが、謎のままです。

突き詰めていくと、母音や子音のメロディーとの絡み方やその言葉を発声してるときの声色の周波数帯域や倍音の出方など、きっと様々な要素があるのでしょう。

そう言えば昔テレビ番組でヒット曲を科学的に作るというのがあり、
その番組にも出演していた方と色々と話したことがあります。音楽療法について研究もしていて論文なども見せてもらいましたが、俺には少し難しかったです…。少しね。
人間にとって心地良いメロディーや音色などがあるというのは何となくわかるのですが、自分の音楽に関連付けることはできませんでした。

歌はこうすればいいという答えがないから少しでも伝わるように努力したり工夫したりするその過程が苦しくもあり楽しくもあるのかなと思います。
自分の声色を使った演奏としてではなく、歌として聴いてもらうにはどうすればいいのか?ということを考えながら一言一言噛みしめるようにして「ノスタルジア」を歌おうと思っているので楽しみにしていてください。

SHIGE

 

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20090314 メンバー

3月14日のライブでのセッションメンバーは

[Vocal&Guitar] SHIGE
[Keyboard] TETSU
[Guitar] Okahiro (DENIAL)
[Bass] 中村泰造(CUNE)
[Drums] HAYATO(ex.BLUE)

となります!
ライブができるのもサポートしてくれるメンバーがいてくれるからこそだし
実力のあるメンバーばかりなので安心して演奏できるのは楽しくて幸せです。
一緒に演奏していても恥ずかしくないように練習しなくては。

シングルのレコーディングも頑張っていますよ。
「群青」のギターとベースをレコーディングしました。ドラムと同じように躍動感のある感じで録音できたと思います。
ENDLESSのベース録音では毎回同じベースを使用しています。

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Fender USAのJAZZ BASSです。
オールドだからボロボロなのです。

ネックが反っていて1フレット目のポジションマークが
この写真のように浮き出てきています。

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わかるかな?
1フレットを押さえようと思うとポジションマークが邪魔なのでかなり力を入れないと、きちんと音が出ないしネックが反っているので弦高も高くて弾き辛くて仕方がないのですが、それでも音が気に入っているので使い続けています。

確かSILENCEの「Through the Wind」のベースを弾いた時からずっと使っています。
Fenderの方にも相談したことがありますが、このタイプのベースでポジションマークが浮き出てくるくらいネックが反っていると完全に修理するのは難しく、大がかりな補修をした場合は音も変わってしまうということだったので、そのままの状態で使い続けています。

使い続けている内に愛着が湧いてしまい
レコーディングと言えばこのベースを使用しています。

SHIGE

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