2024年1月21日

お祝いのメッセージをくれた方、ありがとうございました。
思い出してもらえて嬉しいです。
無事に一つ歳を重ねることが出来た事に感謝ですね。
年齢に自分が追い付いているのか不安になりますが、日々精進です。

21日は、自分への誕生日プレゼントのつもりで購入したビンテージ機材が届きました。
当日はいただいたメッセージを見ながら「おめでとう自分、おめでとう!」とつぶやきながら機材を開封し、テストしてみたり、他の機材と比べてみたり楽しい時間を過ごしていました。

眺めているだけでウットリ、、
いやいや、音楽制作のための機材ですね。
これで気持ち良い音で歌を録音する事ができます。

他には、初めてマイクの真空管を交換してみたり。
昔は色んな物を分解してみるのが好きでしたが、分解して元に戻すたびに部品が余るのです。ネジとか、、
何度か壊してしまってからは分解するのはやめるようにしていましたが、真空管の交換くらいはできるだろうと、震える手でマイクを分解して交換に成功しました。

真空管を交換すると音がかなり変わります。
どうしよう。
こ、これは、
踏み入れてはいけない道に入ってしまったかもしれません。
どのマイクが曲に合うだろうか、と歌をレコーディングしてテストしたり、
そんな幸せな一日を過ごしていました。

何が言いたいかというと。。
自分への誕生日プレゼントにレコーディング機材を選択するくらいアルバムの事を考えているよ。
という話でした!

SHIGE

TETSUを訪ねて

TETSUを訪ねてという事で。
絶賛制作中のENDLESSのアルバムの話題なのですが、
(果たして本当に完成するのだろうか?)
という疑念が一瞬よぎったため、まずは未完成のキーボードを仕上げようと決意を新たにTETSUさんの所に押しかける事にしました。
今は思い立って搭乗した飛行機の機内でこのブログを書いています。

ENDLESS好きの人がまだ残っていたなら
「前も同じような事を言っていたような、、」
と思うかも知れません。

違うんです!

今回は違うんです!!

確かに前にも外国にいるTETSUさんを訪ねて行った事がありました。しかしあの時は
(初めて来た国だし少しくらい観光とか、、)
などと悪魔の囁きが聞こえてしまう弱い自分がいたのです。

今回は必ずこの曲だけは完成させると強い決意があって(前回もあった、、)
TETSUさんの時間も押さえてありますしバッチリです!

…。

!?そ、そういえば、
前回TETSUさんに会いに行った話をしていませんでしたね。
ちょうど一年前くらいだったでしょうか。

TETSUさんの住んでいる部屋にお邪魔してキーボードを弾いてもらいました。

生活感がほとんどない綺麗な部屋で、
まるで慌てて機材をセットしたかのような綺麗さです。
…まさかね。

こういう物を飾っているところがTETSUさんぽい、寂しくなったら語りかけたりしているのでしょうか。

作業の合間にTETSUさんは、はるばる来た自分をもてなして色々と連れて行ってくれました。

近所のスーパーとか、

ほうほう。
TETSUさんは普段こんな物を食べているのですか、外国は珍しいものがたくさんありますね。

近所の路地裏とか、

なるほど、
一本路地を入ると治安が悪そうな雰囲気が痺れますね。好きな感じですが、もっとこう。
観光地っぽい何かとか、わかりやすい何かとか、
いや、まあ遊びに来ている訳ではないですから贅沢は言わないけれど、
もっとこう。。あるじゃないですかTETSUさん?

いくらかは制作も進捗した頃に、行き詰まって気分転換に来た湖?ですね。放心状態のTETSUさん。

ギターが置いてあったので弾いている写真をTETSUさんに撮ってもらいました。
ギターを弾いている姿を撮ってとは言ったけれど、、TETSUさんの絵心ですね。

思い返すとほとんど観光なんてしていないような気がしてきました。

飛行機もそろそろ着陸します。
今回はTETSUさんにも強い決意を伝えてあるので、きっと良いキーボードを弾いてもらえるはずです。

SHIGE

2022年1月21日

また一つ歳を重ねる日がやってきました。
自分に携わってくれている全ての人に感謝する日です。

今日は朝起きて、
「晴れやかな気分だ!どこまでも遠くまで行ける気がする。いつもより遠くまで行ってみよう。」
と幸先の良いスタートに心を躍らせながら、
晴れた川沿いの道をランニングしました。

気分も良いので、吹き抜ける風を感じながらぐんぐんとスピードを上げていきます。
「風だ。俺は風になる!このまま一年を駆け抜けるんだ!」
より速く、より遠くへ。
新しい歳は始まったばかり。

そして帰路。
今まで一度も座ったことのない路傍のベンチに座り。
「ゼェ…ゼェ…。た、誕生日。。また一つ歳を…」
「む、無理だけはアカン!計画的にいかなければ…」

…。

そんな感じで、酸欠になった脳に教訓を刻みながら、
新たな一日がスタートしました。

…。

知っていますよ。
そんな話が聞きたい訳ではない。

アレはどうなっているんだ!
幻聴が聞こえてくる気がします。
いや、気のせいではないですよね。

も、もちろん進めています。

キーボードが終われば、
(チラッ)

歌も録音できる状態なのですが。。。
(チラッ)

そのようなタイミングで、
外国に行っていたTETSUさんが緊急帰国されました!

空港に張り込んで連れ帰りたかったですが、
時節柄、TETSUさんは隔離期間あるという事で、、もどかしいですね。
しかし隔離期間が明けた瞬間に、TETSUさんに会いアルバム制作を進めています。

現在進めているのは、
・ENDLESSらしい透明で疾走感のあるタイトル曲
・かっこ良すぎて圧倒的なクオリティの2曲目
・TETSUとの共作で、他にあまり無いようなENDLESSならではの曲
・過去発表曲のアレンジ+再レコーディング
以上の4曲です。
文字にすると胡散臭いですね。

完全に自己満足の世界ですが、
これまでのENDLESS作品がライバルなので、
納得のいく水準が高い壁となっていて。
実はこれまでTETSUさんも何度かやり直しているのです。

短い期間ですが、まだTETSUさんは国内にいるので、
時間を取って一緒に制作する約束をしています。

自分にとって新しい歳が始まりましたが、
アルバムを完成させて、今でも待ってくれている人の想いに応える事。
時々はブログで近況をお伝えする事。
を抱負にして頑張っていこうと思います。

あと少しお付き合いいただけると嬉しいです。
メッセージをくれた方、ENDLESSを聴いてくれている方、
いつもありがとう。

SHIGE

しつこい男

早いもので9月も終わってしまいますね。
この前にTETSUさんが海外に旅立ってしまった話をしましたが、
最近ではビデオ通話などで映像を交えて通信すれば、距離は感じないものですね。

つい先日、日本国内と海外のいくつかの拠点を繋いだビデオ通話(zoomとかいうやつ)に参加する機会がありました。
それ自体は何ということはないのですが、
画面を見ているとTETSUさんに似ている人がいるなあと思い。

あれ?

よーーく見てみると、、、なんとTETSUさん本人ではないですか!
しばらく驚いて固まってしまいました。

しかもTETSUさんに発言の機会がありそれっぽい話を始めたりして、
周りの人は「うんうん」「なるほど」「いいね」などと聞き入っている訳です。
自分だけが「待って!その人はTETSUさんですよ?みんな逃げてー!」と叫びたい気持ちを抑えている間に、時間が経ってしまったという不思議な体験をしました。

何のことかわからないかも知れませんが、こんな気持ちを分かってもらえるのはここでしかないかと思いましたので。。。
その日の夜はTETSUさんから電話があり、アルバムの進行状況を皆が気にしているという話を伝えておきましたよ。彼も頑張ってはいるようです。

 

アルバム制作、
徐々に進めています。

前回にレスポールというギターを導入した話をしましたが、
もう1点、ギターに関する重要なアイテムを手に入れました。
以前の2008年にこのブログに書いた記事で、
http://modernbeat.net/blog/guitar-amp-163.html
CALLAHAMというアンプについて触れています。

あれから13年。
しつこい男は嫌われると言いますが、、、
ようやく見つけたのです。

!!
CALLAHAMアンプ。
美しい。
眺めているだけで満足できます。

いや、、レコーディングしないとダメですね。

何年もかけてようやく見つけたので喜びもひとしおです。
音を鳴らしてみても、記憶の中にある通りの音色でした。
どのような音色なのか気になりますよね?

制作中のアルバムの中から、ギターのバッキングトラックを少しだけ載せておきます。
ギターをアンプに直接繋いだだけのそのままの音色です。
ギター(ストラト)→CALLAHAMアンプ→UAD OX(キャビネットシミュレーター)→オーディオIF

★アンプサウンドサンプル
GuitarAmpSound(クリックしてください)

録りっぱなしのこれから加工していくための原音ですが、ステレオになっているのは同じことを2度弾いて左右に振り分けてあるためです。
ガラスのような響きがあり音が速いので、バリっとしたカッティングの歯切れの良さも出ています。
本当に良い、好きな音です。

ギターを弾く時に大切にしている右手のニュアンスを表現できる数少ないアンプで、
凡庸なアンプだと右手のダイナミクスが均一にならされてしまうため、良く言えばアラは消えるのですが、表現まで伝わらなくなるので困ります。

思わず興奮して音色をアップしましたが、
アルバムを手にした時、このフレーズがどこで使われているのかも探してみてください。

SHIGE

TETSUさん、おめでとうございます

本日はTETSUさんの五十、、何回目だったかな?の誕生日ですね。
おめでとうございます。いくつになっても特別な日は良いものです。

お誕生日パーティーと行きたい所ですが、そのような時節でもありませんし、物理的に遠く離れているのでTETSUさんが居そうな方角に向かって乾杯しておきます。

TETSUさんお元気で(遠い目)

…。

それでは、
この素晴らしい日をお祝いできたという事で、
めでたし、めでたし。

皆さま、ご機嫌よう。

 

イタタ!
あっ、
石を投げないでください。
いてっ。

落ち着いてください。

アレですよね。
例のブツはどうなっているのか、ですよね?

も、もちろん少しずつ制作してます。

アルバムのタイトル曲となるべく楽曲があるのですが、ドラム、ベース、ギターのレコーディングを終えました。

今回のアルバム制作にあたり1番悩んだ部分がギターの音色をどうするのか、という所で。
2007年の「浮遊楼」以降は全てピックアップがシングルコイルのギターを使ってきたのですが、
どうしてもピックアップがハムバッカーの音色イメージが必要な部分がいくつかあり、思い切って新しいギターを導入しました。

最初は試奏しに行ったりしたのですが、時節柄もあり通信販売で購入しました。
楽器屋のお兄さんに電話で相談しながら。。
これからギターを始めるような気分で新鮮でしたよ。

かっこいい!
いや、、アルバム制作に必要だったので趣味で買ったわけではないですよ。
Gibsonのレスポール。
レスポールはENDLESSだと過去に「Believe」で使用しています。

太くて甘い色気のある乾いた歪みはこのギター特有の音色で、
「ブラック・ビューティー」という愛称でも呼ばれる美しいギターです。

ヴィンテージも試奏したのですが、楽器というよりコレクターというか投資目的のような価格設定なのでやめておきました。
購入したのはヴィンテージと同じ材質や製法で作った、その時代の復元モデルといった物です。
さっそくレコーディングで実戦投入しましたが、音色もイメージ通りに仕上がりテンションが上がります。
タイトル曲に関しては、あとはキーボードが入れば歌録りを残すのみなのです。

キーボードが終われば、
(チラッ)

歌も録音できる状態。
(チラッ)

と、責任転嫁はこのくらいにして。
この曲の楽器録音が残すところキーボードだけとなったタイミングで、
TETSUさんは海外へと旅立ってしまいました。

 

心配している方もいるかも知れないので、TETSUさんの近況もお話ししておきますね。
いきなり「海外移住します」という言葉を残し旅立ってしまった訳ですが。。

彼が海外へ行くことを決めた時には今生の別れのような雰囲気でしたので、
TETSUさんとはもう会えないのか、君のことはずっと忘れないよ。
と心の中でしっかりお別れも済ませていたのですが、
どうやら永住ではなくいつかは戻ってくるみたいですよ…。

これまでも離れている時は北海道と九州でも問題なくやりとりしていたので、
今時は距離によるコミュニケーションの問題がなくて良いですが、
いつも通りやり取りをしていると離れている実感が湧きません。

現在、TETSUさんのいる地域では厳しく外出が制限されているようで、食料品の買い出しと銀行や通院でしか外には出ていないそうです。

それでは運動不足になって、もう二度とライブの出来ない身体になってしまうのでは?と心配したのですが。
「なわとびしてるから大丈夫!」
と言っていました。
なわとび。
ちょっと想像が付かないですね。TETSUさんがなわとび。日本から持ち込んだのか、現地で買ったのでしょうか。そのような趣味があるとは知りませんでした。
運動神経も大切ですが、なわとびはリズム感も大切だと思うのですが…。

移動に伴う隔離期間を考えると日本に戻れる機会もあまりないのでしょうから、
元気でいればいつか会える日もあるので、気をつけて過ごしてもらいたいですね。

 

そのような感じで国外生活を満喫?されているTETSUさんですが、
ようやく音楽制作の環境も整い、時間も取れそうだと言うことなのでアルバム制作を最優先で進めてもらいますね。
今はアルバムの締めくくりとして、
どうしてもTETSUもしくは二人でENDLESS作曲名義のものを収録したかったので、その楽曲を制作している途中です。イメージ通りに進んでいるので期待していてください。

お待たせしてばかりですが、、アルバムは必ず完成させます。
少なくとも、待っていて良かったと思ってもらえる作品を。
できれば想像を超えて、新しい閃きや郷愁に胸を掴まれるようなものにしたいという思いです。

TETSUには時勢が落ち着いていれば会いに行くつもりでしたが、
それも叶いませんのでこの場からお祝いします。
おめでとう!

SHIGE