TETSUのホームタウン福岡

先日、福岡の美味しいものを食べに
TETSUの指のケガの様子を見に福岡に行ってきました。

正確には、ENDLESSのミーティングと
5月14日の遠藤重賢ワンマンライブのピアノアレンジをするため。

知っているかとは思いますが、
ENDLESSは俺が東京、TETSUが福岡に住んでいます。
距離にすると1000kmくらいでしょうか、
最近は離れていても高額な電話料金がかかる訳でもなく、
特に不便はないですが、
時々は会って話したりするのも大切なことだと思います。

いつもTETSUがリハーサルの度に東京に来てくれるので、
たまにはこちらから行こうと思い立ちました。

福岡空港は工事中で殺風景だった。
空港と街が近いので、
着陸時に飛行機の窓の外を見ていると、街中に墜落して行くような錯覚にとらわれます。

TETSUが空港まで迎えに来てくれていたので、
合流して街中へ。

天神地下街を颯爽と歩くTETSU。
どこに向かおうというのか。

大学生のような服装をしていたので、
「夜空のトートバッグ」を貸してあげました。
グッとオシャレ感が増していますね。

事前に食べたいと言っておいた、もつ鍋屋に連れて行ってもらいました。

もつ鍋はほとんど食べたことがなかったのですが、とても美味しい。
みそ味は、札幌で食べた味噌ラーメンのスープに通じるものを感じました。
何よりお昼からビールというのが良いですね。

しかし、やる事もあるのでそこそこにしてお店を後にします。

博多の街をTETSUが案内してくれます。
アコースティックライブができそうな場所をいくつか見て回ったり、
この日は気温が上がり、4月だというのに初夏の陽気でした。

一通り街をウロウロしてから、
TETSUの家にお邪魔します。

これがTETSUの作業スペースですね。
アコースティックライブのためにギターとピアノのアレンジを数時間かけて練ります。
実はアコースティックの方が、全てのアレンジを考え直さないといけないので、
バンドでのライブよりもリハーサルに時間が掛かるのです。

TETSUにしては?珍しく部屋に写真を飾っているので、聞いてみると。
ENDLESSのアルバム用の楽曲が書けなくて行き詰まった時に、
写真でも飾ればリラックス効果でアイデアも浮かぶのでは。
と藁にもすがる思いだったそうです。

まあ、その苦しみは理解できるけれども…。

やるべきことを終えて夜になりました。
お楽しみのディナータイム、
夜の街へと繰り出します。

どこへ連れて行ってもらえるのでしょうか。
ちなみに、
その学生のような服装で一緒にディナーに行くのか、と言うと、
ジャケットに着替えたようです。

TETSUが予約していたお店で、イカの活き造りを食べます。
初めて食べますが、佐賀県の郷土料理のようで福岡ではメジャーな料理だそうです。
知らなかった。

そして、刺身を食べ終わると残りを天ぷらや焼きにする事を
後造りと言うのも知りませんでした。
勉強になります。

後造りはイカスミの天ぷらにしてもらいました。
見た目はアレですが、これが一番美味しかったです。

打ち合わせをしながら、食事を一通り楽しんだところで、
食後の運動がてら夜の街を散策。

昼と夜では街の雰囲気も変わるので、
繁華街を一通りまわってみました。

那珂川のほとり、
中州の上に浮かぶ月を見上げながら、彼は何を考えているだろうか。

住み慣れない土地だから、知り合いもほとんどいない。
と言う後ろ姿には哀愁が漂っているように見えて、
そういう気持ちを曲にすれば良いのだと思います。

結構歩き回ったので、
そろそろ「雰囲気の良いバーに行きたい」とリクエストしてみました。

川沿いのバーに来ました。

「見てごらん、博多川が綺麗だよ。水面に映るネオンがロマンティックだね」

…って、
おっさん同士でこんなバーに来てどうすんねん!
しかも川沿いの一番いい席に陣取って…。

俺はお酒の美味しいオーセンティックバーをイメージして、雰囲気の良いバーと言ったつもりでしたが、
どうやらTETSUは違う意味で(雰囲気の良いバー)を選んだようです。

こうして、
川沿いの席に座れなかったカップル達から冷たい視線を浴びながら、夜は更けていきました

 

翌日は、
展望台からの景色が見たくて
福岡タワーに行ってみました。

展望室からは福岡の街を一望できます。

白くモヤがかかったようになっているのは、
PM2.5の影響ということで、日によっては真っ白になるそうです。

一体、何を覗いているというのか。

それよりも今度、TETSUにジーンズをプレゼントしなければ。
こんなになるまで…きっと苦労しているんだなあ。
その時にはちゃんと裾上げをしてくれるお店も紹介しよう。

少し切ない気分になりましたが、
最後にラーメンを食べに連れて行ってもらいました。

福岡といえば豚骨ラーメンですね。
大きくは長浜ラーメン系と久留米ラーメン系に分かれるそうです。
長浜はあっさり、久留米はこってりということで、
これは久留米ラーメン。
豚骨は苦手なのですが、こってりしていてパンチが効いていているのにまったくもたれることもなく、後味は軽やかでさすが本場だと思える味でした。

何だか食べてばっかりみたいですけれど、
久しぶりにゆっくりと話をして、有意義な時間を過ごせました。

また時間がある時に福岡まで来ようと思います。

SHIGE

春ですね

東京都内は桜が満開で、すっかり春の様相です。
ぜひとも桜が綺麗な場所で「ハルメキ」や「ノスタルジア」を聴いてもらいたい。

都内でいくつか桜を撮影してきました。
最近は動画を撮ることが多くて、写真とは勝手が違い勉強の日々です。

 

遠藤重賢のデモシングルもそうですが、
ENDLESSのアルバム制作も少しずつ進めていて、
TETSUの楽曲も多めに収録する事が決まっています。

つい先日。
前もってコンセプトを伝えてオーダーしてあった楽曲が
いくつか送られてきたのですが、

TETSUの中にはない無茶なオーダーだったらしく、
できる限り要望に応えようとしてくれているのは伝わるけれど、
どれもしっくり来ません。

何度かやり直してもらっている内に、
「コンセプトとは関係ないけれど、好きなように作ってみた楽曲もある…」
と言うので、

聴かせてもらうと彼らしい素晴らしい楽曲でした。
そこでようやく、
ああ、自分の注文がTETSUに合っていなかったのだな。
と気が付きました。

結局、元のコンセプトをボツにして、
TETSUらしい楽曲を採用することになり。
少し独りよがりになって、大切なことを見失っていたようです。

 

しばらく反省し、
だけど落ち込んでばかりもいられないので、
元気が出るように先日買っておいたレトルトカレーを食べました。

流氷カレー。
このまず…いや美味しそうなパッケージ。
白いカレーと書いてあるけれど、ベージュに見えるなあ。

最近、ご当地カレーのようなものを見かけるとつい買ってしまいます。

クリームシチューじゃないよね?

味は、
シチューのようなカレーのような感じで美味しくは…、
いや!きっとパッケージのような
ターメリックライスにしなかったのがいけなかったのでしょう。

実はもう一つ、
青と白という食べ物ではないような見た目の毒々しい色のカレーを買っていたのですが、
撮影したデータを紛失してしまいまして。
適当に撮った1枚しか残っていません、、反省。

それがこれ、

オホーツク流氷カリー。
青いカレーと白いカレーの袋が2つ入っていて、混ぜて食べるようです。
パッケージなどもお見せしたかった。
味はスパイスが効いていて不思議とカレーの味がしていました。

なんだか今回は反省点が多いなあ。

気を取り直して食後のデザート、
流氷飴。

たしかに流氷のようで、
何が何でも流氷で商売してやろうという気迫を感じます。
ENDLESSも見習わないといけませんね。

味もなかなかです。

ようやく気を取り直したところで、
TETSUに電話をしてみたら。

先日、
左手の親指をケガした。
と言い出しました。

指を切断したかのような話しぶりに、一瞬気が遠くなりましたが、
よくよく聞くと
調理器具のスライサー?のようなもので親指の表面を削っただけのようです。

…。
料理人でもないのに一体何をやっているのだ。
もしくは指紋を消さなくてはならない事情があったのか…。
どちらにせよ、
2週間くらいで元に戻るみたいで安心しました。

俺でさえ指に凍傷を負うリスクがある雪山には、
アルバムを作り終わるまで行かない。
と決めているので、
料理人を目指したり、指紋を消さなくてはならない何かは、
アルバムを完成させてからにしてもらいたいものです。

SHIGE