PASMO

ついにPASMOデビューしました。
駅の改札をさりげなく通り過ぎることができる
魔法のカードを手に入れたということです。

少し語弊があるかな。

6a0120a63b1959970b0120a690469f970c-800wi

そしてその時はやってきました。

地下鉄の改札に続く階段を降りながら握りしめたPASMO。

切符を適当に買い、降車駅で乗り越し精算していた俺。
さようなら。
過去の自分に別れを告げ、切符の販売機を横目に改札に向かいます。

注意しなければいけないのは、
初めてPASMOを使うことを周りの人に悟られてはいけないということです。

さりげなく。
さりげなく…。

少し挙動不審になりながらついに改札へ

…っ!
どこにカードをかざせばいいのか?
落ち着け。
キョロキョロしたら初めての人だってバレてしまう。

あっ
白地にピンクでPASMOって大きく書いてあるじゃないか。
あとはさりげなくカードで読み取り部にタッチ!

そして今!

輝かしい未来へのゲートがひらかれ…

「キンコーン!」
ドカッ

…。
開いてない!
むしろ閉じている。

「ジョウシャケン ヲ イレテ クダサイ」

違う!聞いてくれ!
俺は悪くない。それなのにこの改札が。

俺は確かにPASMOを読み取り部にタッチして、
読み取り部に…。

あれ?

完璧なまでにタッチしていたのは
PASMOと白地にピンクで書かれてある
注意書きのステッカー!!

その先に「IC」と書かれた読み取り部がありました。

そんな…。

紛れ込んだ初心者をあぶり出すための罠としか考えられない。
こうして人は大人になっていくのか。

SHIGE

メッセージを送りたい方は、コメントを投稿してください。
※投稿されたコメントは公開されることはありません。

メッセージを送る。

名前、メールアドレス、メッセージが公開される事はありません。

下記の「メッセージを送信する」ボタンを押してください。