Monochrome Sky 解体新書3

少し間が空いてしまいましたね。
罪滅ぼしとして写真を多めに載せておきます。

打ち合わせしたり、作曲したり、知床半島に行ったりしていましたよ。

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知床半島は北海道の東部にある突き出た特徴的な地形の場所で世界自然遺産だそうです。日本の世界自然遺産は知床、白神山地、屋久島の3つで、屋久島には俺はまだ行ったことがないので必ず行こうと思っています。
その時は一人だと寂しいのでTETSUでも誘ってみようかな。

知床半島を高い位置から見た写真。

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知床半島の突端側(東)を向いて撮りました。
左側はオホーツク海。自然がいっぱいです。
何度か地元のガイドと間違えられました。他の場所でも時々間違えられるのですが不思議で仕方がないです。

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夕方から雲が出てきて、
ときどき雲の切れ間からオホーツク海に差し込む光はまさに「Landscape」でしたよ。
カラッカラに晴れて雲ひとつないより、こういう景色の方が絵になります。

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オホーツク海に沈む太陽。

天気が安定しなくて通り雨が多かったので、すごく綺麗な虹が出ました。

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はっきり見える虹の少し上にうっすらと2つ目の虹がかかっているのがわかるかな?
虹を見ると得をしたような気分になります。
たくさんの景色を見たり、知らない人と話をしたりして色々とINPUTすることができました。

今回の解体新書は「Monochrome Sky」のドラム+ベースです。
曲の持っているモチーフが若く荒々しいものだったので、やはり躍動感にこだわって録音しています。
ドラムのHAYATO君にも綺麗に演奏しないように注文をつけたので、迫力のあるリズムトラックに仕上がっているはず。

■Monochrome Sky ドラム+ベース

Monochrome Skyドラム+ベースmp3

この曲を聴いているとなぜかフラッと街に出掛けたくなります。

SHIGE

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Monochrome Sky 解体新書2

毎年夏バテ気味なので、できるだけ体を動かすようにしています。
先日は久しぶりにサッカーの試合に参加したのですが筋肉痛で体が痛く、歩くとロボットみたいでいい感じです。

Monochrome Sky 解体第二弾ということで、
今回は「月と太陽」終わりのギターソロに焦点をあててみます。
この曲は一番最後にボーカルトラックが右から左から出てくるのに合わせて、ギターソロも右に左に移動しています。知ってた?

曲も佳境に入りボーカルが「忘れないでね」「変わらないでね」と、儚い望みを叫びながらそれに合わせるように演奏も激しくなっていく場面です。

ギターソロ自体はアドリブで弾きました。ギターはレスポールを使用しています。
今までは速いフレーズなどは弾かないようにしていたのですが、今回はそういったことは考えず作曲当時の自分に立ち返り弾いてみました。

■月と太陽 後半ギターソロ

月と太陽 後半ギターソロmp3

完全アドリブでのギターソロと言えば、「Bonnie And Clyde」というアルバムの「Lingered Idly」のソロを弾く時もセッティングが終わってエンジニアに、では録音しますと言われるまで自分でも何を弾くのかわからない状態で弾きました。
そういう時は本当に手が勝手に動く感じで、曲に入り込んでいる自分とプレイを冷静に聴いている自分とが居て不思議な感覚です。

変な話ですがギタリストとしてスタジオでレコーディングする時に、さあソロを録音するぞという時にガラスの向こうではみんなが聴いています。どんなソロを弾くのだろうという期待感があります。

失敗できない訳です。
いや、失敗しても何度でもみんな付き合ってくれるとは思いますがギタリストとしてはビシッと決めたいじゃないですか。

失敗できない、でも何を弾くかわからない。
エンジニアが「では録音します」と言って再生します。
そういう状況下に置かれての集中力はなかなかのものがあります。
決して自信がある訳ではないのです。自信がないからこそ集中するのだとも思います。
しかし失敗を恐れたら安易でつまらないフレーズになってしまいますし、そもそも失敗を恐れるということは集中できていないということですね。

シチュエーションは違えどもそんな場面は経験ないですか?

ストーリーを立てて弾くギターソロも好きですが、
その時の感情の高ぶりなどを封じ込めるにはアドリブが一番いいと思います。

SHIGE

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Monochrome Sky 解体新書1

朝方、大きめの地震があり結構揺れました。
普段は地震大国だということを忘れてしまいますが、大きく揺れた時などはどうすれば生き残れるのか色々と考えてしまいます。建物が密集しているところなどでは外に飛び出す方が危険な気がしますし、そもそも鉄筋コンクリートの建物がバタバタ倒壊するくらいの地震の場合は助かるのは運でしかないような気がしてしまいます。

カメラの話題では一眼レフのカメラを持っている人や写真好きな人が多くてビックリ!

少しカメラの話題に触れるので興味のない人は読み飛ばしてください。
おすすめのカメラで何かいいのないですかという質問もいくつかいただいているのですが、撮りたい物や撮影スタイルで全然違ってくるので何とも言えないです…。
俺が選ぶ時に見ているポイントだとコンパクトカメラの場合は

・レンズは広角の方がいい
・高感度でのノイズが少ないか
・バッテリーの持ち
・操作性(起動スピード、片手で操作できるか)

は基本的に気にしていて贅沢を言えば

・防塵防滴(過酷な状況が多いので)
・フォーカススピード
・JPEGでの発色のクセ
・マニュアルモードの有無

なども考えます。
コンパクトで撮影したものを例えばブックレットなど印刷用途で使用することはまず無くて、いくら何千万画素とか言ってもCCDが小さいと絵に無理があるような気がします。

一眼レフデジタルカメラを選ぶ場合。
ボディの性能はもちろんですが、やはりレンズが重要なのでレンズを色々と使用したくてさらにフルサイズのCCDを使うのであればメーカーはNIKONとCANONに限られてしまいます。これから一眼レフを買うのならおすすめは小さくて軽いボディのものがいいと思います。レンズも最初は18mm-200mmみたいな1本で何でも撮れる軽くて手軽な物がいいでしょう。軽いと持ち歩くしレンズも18mm-200mmだと広角から望遠までの雰囲気をつかむことができるので練習にはもってこいです。
最近のカメラは小さくてもボディの性能がいいので良いレンズを使用すれば上位機種と比べても遜色なく、アナログではないので新しいものが常に性能がいいです。
昔使っていたNIKON D1Xというカメラなんかはボディだけで50万円くらいで買いましたが、最近売っている一眼レフ入門機の10万円以下で買えるカメラの方が絵は奇麗だし性能もいいですよ…。

あとはカメラ屋さんでカメラを手にとったりファインダーを覗いたりシャッターと切った時のフィーリングはカタログではわからない大切な情報です。

参考になったでしょうか。
他にも本当に沢山の要素があるのですが書き出すときりがないので、それはまた機会があった時に。

さて、お待たせしましたMonochrome Sky 解体新書ということで
アルバム「Monochrome Sky」をもっと楽しんでもらうため、数回に分けて収録曲の演奏を部分的に紹介していこうと思います。

第一弾は「浮遊楼」のドラム+ベース。
ドラムとベースというのは演奏の土台となる部分です。
ドラムはHAYATO君に打ち込んだフレーズを忠実に再現してもらいつつ、打ち込みでは表現できないような勢いを出してもらいました。
ベースはグルーブ感を出すために音符にはできないような「うねり」感を出すように弾いています。
聴く時はなるべく低音を再生できる環境で聴いてみてください。

■浮遊楼(Aメロ+Bメロ)ドラム+ベース

浮遊楼ドラム+ベースmp3

いかがでしょう。
こうしてドラムとベースだけの音を聴く機会はあまりないと思うので新鮮ではないでしょうか。
音符通りかっちり弾くのではなくルーズに弾きつつドラムとの一体感も大切にしているのがわかってもらえると嬉しいです。

SHIGE

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カメラのこと

Monochrome Skyの奏法解説は近々やろうと思って準備しています。

次の音源制作をするにあたり一度データのバックアップを取ったりパソコン内を大掃除する内に部屋も大掃除してすっかり心機一転しました。
部屋がキレイだとやる気も湧いてきますよね。

前回、カメラのことを少し書きましたが
何人か写真を撮るのが趣味な人がいたようでカメラの機材について少し話します。

少し前からついにフィルムを使わなくなりましたが、
フィルムを使っている時は4×5というサイズのフィルムをよく使っていました。
一般的に使われていたのは35mmサイズのフィルムですがそれよりも大きいフィルムです。

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35mmと4×5のフィルム。
比べると全然違いますね。
大きいと何が違うかと言うと色々違うのですが、大きく写せるので解像度が全然違ってきます。フィルムで鑑賞してもハッとするような綺麗さです。
フィルムが大きいということはカメラも大きくて自動で動くものはないのでセットするまでの手順が多く、撮影の際にもフィルムを1枚セットして撮影してまた1枚セットして、と労力がかかりコストも現像まで1枚あたり500円くらいです。
シャッターを押し込む時には緊張感があります。

デジタルカメラを使い始めてからは撮影したものをすぐに確認できるので本当に便利になったと思うし、失敗できるので実験的なこともたくさんできて勉強するにはデジタルカメラの方がいいと思います。
露出を決めるのも最近はとりあえず1枚撮影して確認してから考えたりすることが多いです。
前回記事に書いたCANON EOS 5D Mark2は持っていないのですが、スナップやメモ代わりに使おうと思って小さいCANON EOS Kissというカメラを持っています。あちこちぶつけたり雨に打たれたりと散々な使い方をされてボロボロだけどまだ動いています。

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デジタルカメラになってからは進歩が早いので、レンズはある程度長く使えてもボディは性能のいい物が次々と発売されるので困ります。

関係のない話ですが、この間北海道に行った時に
こんな看板を見つけました。

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まさかTETSUが…?

SHIGE

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