Guitarを始めた頃の話

ENDLESSオリジナルピックです。
6a0120a63b1959970b0120a69044ca970c-800wi
随分前に作ってもらいました。
これを受け取った時は、
プロミュージシャンの仲間入りをした気分でした。

Guitarを始めたのは中学生の頃で、最初はクラッシック(ガット)ギターが家にあり「禁じられた遊び」を覚えてその曲ばかり弾いていました。
いわゆるアダルトな中学生です。

しかしそれでは物足りなくなり。
その頃聴いていたロックミュージシャンの楽譜を買ってくるんだけど、
楽譜は読めてもギターに置き換えた時にどこを押さえていいのかわからないので(TAB譜の読み方は知らなかった)、結局デタラメを弾いて満足していました。

しかしクラッシックギターでエレキギターのパートを演奏するというのは、
タキシードを着てパンクバンドを見にライブハウスに行くというような、
なんとも場違いというか感覚のズレがあります。

まあ、エレキギターで弾くと「ギュイーン!」とか「ジャーン!」
って音なのに、クラッシックギターで弾くと

「ポローン・・・」

とか、まあ最高に魂を込めて弾けば

「ボローン!」

くらいにはなるでしょうが…。

そんなポローン少年にも転機は訪れます。

親戚のお兄さんに念願のエレキギターを譲ってもらい一気にエレキギターに夢中になります。
今まで「ポローン」でも満足していたのに、本物のエレキギターなんて手にしたので大変です。

次の日、
ありったけのお金を握りしめて楽器屋で弦を1セットとチューナー(音を合わせる機械)を買ってきて、初めて弦を付けてみるのですがやり方がわかりません。
(クラッシックギターの弦は一度も切れなかったので弦を張り替えた事がない)

なんとか弦を付けてはみたものの、
チューニングを合わせるためには弦を

「張ったり」「緩めたり」

するんだけど、やり方がわからないから

何度も何度も
本当に何度も
張ったり緩めたり
張ったり緩めたり
張ったり緩めたり

していると
「ブチッ!」一番細い弦が切れました。

さあ、これからロックギタリストの一員になれるとばかりに意気込んで弦を張っていたのに、
この時のショックは思春期の少年には大きかったでしょう。

それでも泣きたい気持ちを抑え、
張ったり緩めたり
張ったり緩めたり
張ったり緩めたりしていると
「ブチッ!」二番目の弦までが切れました。

大航海時代
初めての船出
真っ白な帆を張り
住み慣れた港を離れる
出港と同時にマストが倒れ
ただ立ち尽くすだけの僕がいた
(字余り)

結局、弦を張り終えるものの、
Guitarなのに弦は4本しかなかった。
お金も使い果たしたので、
しばらくはそのまま練習したよ…。

誰にだって初心者の頃はあるんだ!

SHIGE

メンバーにメッセージを送りたい方は、コメントを投稿してください。
※投稿されたコメントは公開されることはありません。

好きなものシリーズ【革靴】

革靴が好きで靴屋に行くと1時間くらい眺めています。(買えよ!)
特に好きなのはSTEFANO BRANCHINI (ステファノ・ブランキーニ)の革靴です。このメーカーは自分の足に合っているという事もあるけど、形も色合いも全て気に入っています。

6a0120a63b1959970b0120a69044c0970c-800wi

革靴を履いて出掛けると気持ちが引き締まります。
雨の日は履けません。
2~3回履いたら30分くらいかけて磨きます。
つま先がピカピカじゃないと嫌です。
つま先をぶつけるとショックで立ち直れません。
赤い靴は転びそうなので履きません。

気配が消せないという致命的な欠点もありますが、
気に入っています。
なかなかでしょ?

———————————

昨日、いきなりDIE(ex.Alte MissioNでいいのかな? 俺的にはex.超兄貴なんだけど)さんから電話がかかってきた。

もしもし…。

「おー、SHIGE久しぶり!」
「音楽活動を再開したんだって?」
「ライブあったら観に行きたいな!」
「俺さ、今度空手の全日本大会に出るねん!」
「しかも75kg以上の部に(ボクシングに例えるとヘビー級)」
「それでさ、今度M-1グランプリにも出場するねん!」

…、兄貴。
何してんの?

「(色々な話)…、それでさ、相方にお笑いをなめんなよ!って怒られてん、ハハハ!」

…ママ、ボクもう電話切りたい…。

空手は以前に何かの大会で優勝したのは知っていました。
何かに一生懸命なのは素晴らしい事です。

そう言えば昔からDIEさんは頑張り屋さんだったよな。

BlueというバンドでDrumを叩いていた時にも
努力家のDIEさんにこんなエピソードがあります。

 ~ 回想シーン ~ 

当時、DIEさんはDrumで俺がVocal。
ある日のリハーサル…。

「DIEさんさぁ、もっとドラム練習しようよ!このままじゃダメだよ!」

DIE:「これでも練習してるよ!」

「自分で練習して結果がでないんだったら、誰かに教わるとかしようよ!」

バンド内に走る緊迫感!
努力家のDIEさんの事です。
相当頭にきたでしょう。

DIE:「わかったよ!見とけ!絶対に見返してやるからな!」

これだけ悔しがってたら大丈夫、うまくなるさ。
という事で様子を見ていました。
しばらくしてある日のリハーサル、

「全然ドラムがうまくなってないけど、本当に練習してんの?」

DIE:「してるよ!習いに行ってるし」

「本当?何を習っているの?」

DIE:「…歌」

「えっ?、、、、ええ!!」
「見返すって、、、そっち(歌)のこと!」

そうです。
Drumではなくて歌を習いに行っていたのです。

DIEさん、カッコ良すぎるよ。
最高だ。
アディオス。
永遠に…。

~ 回想シーン 終わり ~

DIEさんはその後、Vocalとして活躍したのでした。めでたし?

オフィシャルスポンサーであるENDLESS Official Blogでは
DIEさんの「空手全日本大会出場」と「M-1グランプリ出場」を応援まではしないけど見守っています!
聞きたくなくても、10月くらいに結果はまた報告するよ。
優勝とかしたらどうしよう?

SHIGE

メンバーにメッセージを送りたい方は、コメントを投稿してください。
※投稿されたコメントは公開されることはありません。

KEN(ex.D≒SIRE,ex.rephitでいいのかな?)

数少ない友人であるKEN坊さんの家に遊びに行きました。
QUASARという期間限定ユニットでライブを演った時にGuitarを弾いてもらった「KEN」です。

リングネームは「KEN」なんだけど
JUNNA君なんかは「KEN坊」って呼んでいて、でも俺にとっては先輩なので
「KEN坊」に「さん」付けで、
「KEN坊さん」なのです。

変だから普通に「KEN坊」でいいよって言われた事がありましたが、
これだけは譲れません。

そんなKEN坊さんは今までアナログ人間だったのですが、
デジタルな人に生まれ変わりたいということで相談を受けていました。
(要はDTMといってパソコンを使用して音楽を制作する環境を整えたいということ)
ハッキリ言って完全なアナログ人間がいきなりDTMをするのは危険です。

マウスを机の隅まで動かした後で

「画面のポインタをこれ以上動かすにはどうしたらいいんだ!」
「…そうか机を大きくすればいいんだ」
などという事で幅180cmの机に買い替えてしまったり、

アプリケーションが強制終了したのを見て
子ども電話相談室に

「あのねー
パソコンがねー
おかしくなりましたー」

って小学6年生のフリをして電話したり。

いや…KEN坊さんがそうだという訳ではないと思います。
とにかく音楽にたどり着くまでが苦行なのです。

前置きが長くなりましたが。

今回遊びに行ったのは、
ENDLESSのレコーディングで使用する
良い音の出るBassを探していて、
そういえばKEN坊さんが「当たり」のBassを持っていたなと思い、借りに行ったのです。

楽器というのは、まれに「当たり」のものがあって、同じように作られたはずの他とは違いなぜか異常に良い音のするものがあります。

そんな大切な機材を借りる訳ですから、
電話で「ちょっと貸してください」という訳にはいかないので、実際に会ってお願いしに行きました。

が、残念ながらそのBassは人に貸していて
今は手元にはないけど近いうちに

「返してもらうよ」

との事でした。
楽しみ。

6a0120a63b1959970b0120a63b1a90970b-800wi
KEN坊さんは犬を2匹飼っていて、
1匹はこんなにかわいいんだけど、
もう1匹は凶暴すぎて写真にできなかった…。

飼い主に似てしまったのか?

SHIGE

メンバーにメッセージを送りたい方は、コメントを投稿してください。
※投稿されたコメントは公開されることはありません。