刺激的音楽紀行 -名古屋編-

刺激的音楽紀行 名古屋編ということで、
楽しかった名古屋 伏見 JAMMIN’ 公演からもう1週間以上が経つのですね。
タイトルから察していただけると思いますが、
またもや食べ物の話ばかりする回がやってきました。

ツアーも6公演中、3公演が終了して折り返しました。
色んな街で音楽を聴いてもらえて、ツアーを計画して良かったと思いながら日々を過ごしています。
その街のことを思い浮かべる時。
美味しかった食べ物や観光名所ではなく、
ライブ会場の雰囲気や聴いてくれている人の顔を思い浮かべます。

…本当ですよ!

いや、、疑われているような気がしたので…。

その街の片隅にある小さなライブハウスや会場が、
自分にとっては特別な思い入れのある場所になるものです。
いつまでも感慨にふけっているわけにはいけないですが、
そういう大切なものは、無くならないでずっと胸に残っている気がします。

 

先日の名古屋公演は海の日ということもあり、
ものすごく暑かったです。

美味しいものを食べるために
ベストコンディションで臨むためにも、ライブ前日に名古屋入りしました。

東海道新幹線に乗り込みます。
やはり他の東北新幹線などとは人の雰囲気が違うなあ。

あれもこれもと機材が増えてきたので、
スーツケースを新調しました。
できればオシャレな夜空のトートバッグだけを持っていたいのですが、
音楽の機材と、映像の撮影機材とでスーツケースはパンパン。

またもや例のお店で例の物を買いました。
その場で2種類つめてもらえるのがお気に入りです。
左は例のブツで、右は夏限定の梅おこわ。

何気なく買った静岡茶も美味しかった。
静岡は通り過ぎてばかりなので、折をみて行ってみたいです。

東京から名古屋までは1時間30分程度なので、あっという間です。
どのような美味しい「なごやめし」が待っているのか、
期待に胸を膨らませながら電車を降り立ちます。

さすが、名古屋駅は大都市らしく人でごったがえしています。
閑散としている場所が好きですが、
人が多いと高揚感がありますね。

まだ晩ご飯には早いので、
名古屋の街を堪能するために散策に出掛けます。
ウロウロしていると、妙な建物を見つけました。

名古屋にもフジテレビが?
と思って調べたら名古屋市科学館ということで、
ドーム状の部分はプラネタリウムになっているらしく興味をそそられましたが、
この日はもう終了のようです。

野外にはロケットが展示されていて、釘付けになっていました。

なぜこんな素晴らしい展示なのに、誰もいないのだろうか。
実物大ロケットを見て、テンションも上がりましたので
いよいよ名古屋めしを求めて繁華街へと繰り出します。

プリンセス大通。
という名前の通りがあるのですね。
姫様という雰囲気ではなく、
我々のような下々の者が仕事帰りに一杯やっていくような感じがします。

名古屋に来るにあたって、
何を食べれば満足できるのか、下調べをした結果。
ひつまぶしに決定しましたので、意気揚々と名古屋市中区栄にやってきました。

あつた蓬莱軒

来てみると、何か催し物でもあるのか店の周りに沢山の人がいます。
人混みをかき分けてお店の前に到着しましたが、

店員「ただいま2時間待ちとなっております」
なんと、人だかりはすべて行列で、見た感じ50人以上は並んでいました。
並ぶのが苦手な関西人なので、しぶしぶお店を後にします。

ひつまぶしを諦めきれず、
近くにある違うお店にも行きましたが、やはり行列。

 

…しかし、
そんなこともあろうかと、他にも調べてあります。
名古屋といえば味噌カツ。

矢場とん本店

堂々とそびえ立つビル。
すごい存在感です。

ひつまぶしでなくとも、名古屋めしはまだあるのだ。
結構歩いたので疲労もピークに、
ようやく味噌カツを食べて…

って、ここも並んでいます!
結構たくさんの人が。

かくなる上は、辛いものは食べられないけれど、
美味しい台湾ラーメンが食べられると泰造くんに教えてもらった
味仙というお店へ。

しかし!
ここも店外まで人がはみ出して並んでいます。

並んで待とうかとも思いましたが、
街を撮影しながら歩き回っていて、日が暮れ始め良い時間帯なので
ご飯を食べないで撮影することに。

結局、戻る道すがら目に留まったお店でオムライスを食べました。
切ない。
切なすぎる。

あまりのショックにオムライスの写真を撮り忘れました。
翌日のライブに備えて、早々にホテルに戻って休みます。

その甲斐あってか、
ライブは成功と呼べるものだったと思います。

ライブでは新しくアコギ用のペダルを導入するほどの、気合の入れよう。

そして、
ライブを終え、23時過ぎにメンバーと合流して打ち上げです。
夜中でも名古屋めしが食べられるお店だということでした。

どて煮、手羽先唐揚げ、エビフライ…。

エビフライは名古屋名物なのだろうか。
メニューには「えびフリャ~」と書いてありまして、
スタッフが一生懸命「えびフリャ~ください」と注文すると、
店員は「あ、エビフライですね」と応対していましたね。

ひつまぶし丼、というのがメニューにあったのですが、
それを注文する勇気はありませんでした。

こうして夜は更けていき。

翌日、
東京へと戻る前に、ようやく、
念願のひつまぶしにありつく事ができました。

長い道のりでした…。
そして名古屋の思い出に、

名前がとっても気に入った
「つけてみそ かけてみそ」
を買い込み帰路につきました。

SHIGE