ドラムを録音してきました。
レコーディングの事を詳細に語る機会もないので、少しマニアックな話になりますが説明しておきます。
音源を制作するときは、各パートをバラバラに録音していきます。
最初にドラムを録音して
次にベースを録音して
ギターを録音して
最後に歌を録音します。
全員が一緒に演奏するのを録音する「一発録り」という方法もありますが、
今回のENDLESSはベース・ギター・ボーカルを一人が演奏するので、できません…。
「Bonnie and Clyde」というアルバムでは
「Summer Breeze」で一発録りに挑戦しています。
「Frontier」というマキシシングルでは、ドラムを全て打ち込みで制作する事にチャレンジしました。
現在のドラム音源の進化は凄まじく、ドラマーにとっては脅威なのではないでしょうか。
「Frontier」を制作していたときは、そんないい物はなかったのでまだサンプラーを使用してオリジナルの音源で作りました。
現在のドラム音源は打ち込みでも、作り込めば人が叩いたような躍動感が出ます。
恐ろしい時代になりました。
しかし実際に人が演奏するのをマイクで録音する方が好きなので、
今回は生演奏を録音することにしました。
これから自分で音源を制作したいという人が読んでいるかも知れないので (いないか…)
さらにマニアックな話になってしまいますが、少しでも参考になればと思い紹介しておきます。
ドラムに立てたマイクですが
・バスドラ AKG D112
・スネア(トップとボトム) SM57
・ハイハット AKG C451
・タム×3 全てSennheiser MD421
・オーバーヘッド AKG C414B-ULS×2
・アンビエント Rode NT2
になります。
マイクをたくさん使えば使うほど位相の問題がシビアになってくるので
音を混ぜる時に注意が必要です。
よくわからない場合はエンジニアにお願いするのが一番です。
今回はたくさんマイクを使っていますが、
過去に3本のマイクでドラムをレコーディングした事もあります。
バスドラとスネアにSM57、
オーバーヘッドにコンデンサマイクを1本のみで録音しました。
モノラルだけど、凄くカッコいい音で録れたよ。
ENDLESSじゃないけど…。
でも一番大切なのは機材じゃないと思います。
どんなにいい機材で録音してもプレイする人が良くなかったら、どうしようもないです。
ある程度はカバーできても、「ある程度」でしかないです。
と言いながら機材にお金をかけ過ぎているENDLESSなんですが…。
機会があれば機材の紹介もしていこうと思います。
長々とマニアックな話になってしまいました。
こういう話は得意分野なんだけどな。
おっと!
誰がドラムを叩いたのか書いてない。
これは…。
また次回ですね。
SHIGE
大変だ!
これを書き終わった後に、ENDLESSがオフィシャルスポンサーとなっている
DIEさん(過去の更新を見てね)から連絡が入りました!
昨日、
M-1グランプリの一次予選99組の中から
二次予選「15組」の中に選ばれたそうです!
わわわ。
二次予選は11月だそうです。
おめでと…いや。
少し取り乱しました。
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