ダイナミックマイク

今日はライブのリハーサルをするので新しいマイクを試してみようと思い、
買ってきました。

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TELEFUNKEN M80

レコーディングとライブでは使用するマイクの種類が違います。

普通ライブで使用するマイクと言えばSM58です。
SM58よりもBETA58Aの方がロックバンドなどで演奏の音が大きい場合には声がよく聞こえてくるので昔からBETA58Aをずっと使用していました。
囁くような歌い方をする場合はSM58の方がザラッとしていて歌っていて気持ちいいです。

レコーディングはじっくりと納得いく音質に仕上げることができますが、ライブではステージ上にいると外のスピーカーの音はあまり正確には聞こえないし、ライブ当日のリハーサルは足元のモニタースピーカーのバランスなどをチェックします。

実質、自分の声質がどういう風に聴こえているのかはPAの方にお任せするしかありません。

マイクを買うという行動とは完全に矛盾する話になりますが、
極端に言うと例えば自分の声はもう少し低音にパンチがある方がいいと思いそういった特性をもったマイクを買ったとします。
しかしライブ当日にPAの方と打ち合わせていないと、PAさんがこのボーカルの低音は邪魔だからカットしようと思ってしまえば、マイクを変えた意味はまったくなくなってしまう訳です。

ライブでの声質を追求する場合は、まずはPAさんと綿密に打ち合わせをすることが大切だと思います。特に使用するマイクなどはPAさんと相談して決めた方がいいと思います。
ではなぜ俺はマイクを買ったのでしょう?

それは見た目が…、このマイクで歌うと上手になる気が…。

どうしてだろうね?

TELEFUNKEN M80を使用した感想はまた、使用後にこの記事に追記します。

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追記

リハーサルスタジオでTelefunken M80を使用、SM58、SM57、BETA58Aと比べてみました。
SM58、SM57との比較ではレンジが広く歌いやすく音量を上げた時にハウリングが起きないです。58と57ではキーンとハウリングが起きる音量でも、M80は平気でした。
レンジは特に上の帯域が伸びている感がします。スイートスポットが狭いのかマイクを構える方向がシビアな感じでマイクを離した時にM80の方は聞こえ辛くなる気がしました。

愛用しているBETA58Aとの比較ですが、やはりレンジはM80の方が上も下もある感じがします。ただバンドの演奏音量が大きいとBETA58Aの方がハッキリと聞こえてきて押し出し感はBETA58Aの方が強いです。M80は上品でレンジが広くコンデンサマイクに近い感じがしてその分BETA58Aの方がロックな感じがするのでしょうか。音質はM80の方が色気があって好きなんだけど、BETA58Aの方がバランスがいい。迷うところです。
ライブではBETA58AとM80のどちらを使うかはPAの方に相談して会場で比べてから決めようと思います。
SENNHEISER E945やaudio technica AE6100やAUDIX OM6など他のマイクも気になります…。
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今日は驚いた事がありました。
結論として大したことなかったのですが。

車でマイクを買いに行く道中、信号待ちで停止してしばらくすると。

ドカン!

といきなり後ろの車が追突して来たのです。

だいたい信号待ちなどで停止する際には後続車が減速しているか確認するのですが、この場合停まってしばらくしてからいきなり後ろの車がアクセルを踏んだので避けようがありません。

これは!?

新手の暗殺者かっ!

と思ながら車を降りていくと追突してきた車から降りてきたのは80代後半くらいのおじいちゃん…。

す、すみません。
と言いながら慌てて(動作はゆっくりですが)降りてくる姿に
なぜか俺が大丈夫ですか?
と聞いてしまいました。

勘違いしてアクセルを踏んでしまったみたいです。

幸い体も車も何ともなくて良かったですが、
暗殺者よりおじいちゃんの方が恐いんじゃないかと思いました。

SHIGE

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