TETSU君、がんばりたまへ

桜の花も散ってしまいました。綺麗な時期は一瞬ですね。
桜の花が綺麗だという記事を書いた時に、こっちはまだ蕾です。というメッセージをもらって色々な地域の人が読んでくれているのか、と再認識しました。
忘れていた訳ではないですが実際にメッセージでもらえると、なるほどと思ってしまいます。このBlogを通じて色々な場所の人と多少なりとも繋がっていると思うと感動です。

インターネットって凄いですね。

今更何を言ってるんだという感じですが。

前回、TETSU先生が宿題曲のアレンジではなく新曲を送ってきたと書きました。
あの後に事情を聞いてみたところ、
なんと宿題曲をアレンジしものだと言うのです。
悩みに悩んで手を加えるうちに違う曲になってしまったようです。

素晴らしい。
彼の苦悩がフレーズの一つ一つに表れているようです。
ニヤニヤしてるとか言ってごめんよ。

俺も作曲やアレンジをするので苦労はよくわかります。

電話ごしに彼に声を掛けました
「原曲の方がアルバムのコンセプトに合うから、原曲に忠実にアレンジしない?」

TETSU「わ、わかった。やり直してみる。」

ガチャ。

うう。冷たい母だと思わないでおくれー!
(どこかの漫画で見たセリフ)

俺も出来上がっていた「Monochrome Sky」という曲を半分くらいボツにして
新たに作り直しています。
ボツにした理由を説明するのは難しいですが、視覚的に説明するとモノクロの写真があったとして黒が少し甘くグレーっぽくなっていたり、ザラついたノイズが少なくて綺麗すぎて自分の表現したいMonochrome Skyとは違い現代的で柔らかい雰囲気に感じたからです。
言葉だとよくわからないですよね。

自分で作っておいて自分のイメージとは違うってどういうことだ。
とも思いますが、
作った曲を聴き返して世界観に入り込み、
壊して作り直すことで表現したいことが洗練されていく感じがします。

しかしどの時点で完成とするのかは非常に難しい問題で、突き詰めると完成などしないのかも知れません。
自分自身が成長し続けていれば過去の自分を未熟に感じるのは仕方のない事なので、限りある時間の中をもがき続けて精一杯やりきれれば少なくとも後悔はしないと信じるしかないです。

過去の音源を聴いた時に後悔しないのはその時に妥協せず精一杯やったからだと、
新しい音源を作る度に思います。

SHIGE

 

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