北海道から無事に帰ってきました。
大雨のため河が増水して渡渉できず一日閉じ込められましたが、何とか戻れました。あと一日水が引くのが遅ければ食糧が危なかった。
帰りの林道も数か所土砂崩がおきていて車が通れず穴を埋めたり岩をどかしたりしながらだったので時間が掛りましたが途中で営林署のブルドーザーが登場してあっと言う間に道を修復していました。
何を言ってるんだこの人はという感じですが、とにかく目的地まで辿り着きリベンジを果たすことができました。
北海道で大きな遭難事故があり、通信圏内に戻った時には色々な方より安否確認の連絡が入っていて心配を掛けてしまったと思いました。
俺の行った場所はツアーなどはない(リスクが高いので)場所だったのですが、往路で個人的にガイドを雇って来たという人が道に迷っていて(その日唯一会った人)俺はGPSを持っていたのでしばらく行動を共にしました。
そのガイドさん(北海道専属のベテランガイド)と色々と話をしました。自然を相手に人の命を預かるというのは大変な仕事です。そのガイドさん達は後日の大雨の中ビバーク(野宿)せざるを得ない状況だったので、さぞ大変だったことでしょう。
道と言ってもこんな感じです。
よくわからないですよね。
とにかく迷いやすいところでした。
下にチョロチョロと水が流れているのですが、
大雨後に復路で通ると、
ちょっとした沢です。
ザブザブと歩いてきました。
一番長く歩いた日で雨の中を13時間。なかなかしびれます。
大雨でカメラも動かなくなり、
おもしろい写真が撮れなかったですが
開けた場所に出た時、野生の鹿がいました。
近付くとすぐに逃げて行ったので
やはり人間は怖いのだなと思っていたら、
しばらくすると
2頭!
1頭増えてる。
これはきっと
鹿1「おい、あっちに変なやつがいるぞ」
鹿2「マジで!見に行ってみようぜ」
という会話があったに違いない。
ここは人類を代表して全力疾走!
鹿1「わー来たー」
鹿2「バーカバーカ」
やはり鹿は速い…。とてもじゃないけど追いつけない。
悔しい。
動物の話ばかりですが人里に帰って来てから
すごくかわいいポニーを2頭発見しました!
小さな柵に囲われています。
「ポニ夫、ポニ子(勝手に命名)今助けてやるからな!」
この柵をこうして…。
あ。向こうから誰か来た。
やばい。
俺「いや。かわいいですね。」挙動不審気味に。
向こうから来た人「そうでしょう!ちょっとすみませんね。」
な、何をするんだ!
ああ!
「ポニ夫ー!ポニ子ー!」
あーる晴れたーひーるーさがりー
いーちーばーへつづーくみちー…。
SHIGE
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